ISの日本人ジャーナリスト殺害を世界首脳が糾弾【World leaders condemn IS murder of Japanese journalist】
こんにちは!やさしい英語ニュースのAkiです。
では、本日の英語ニュースです。7ステップの学習メニューを順にこなしていきましょう。
反復用:動画で通訳トレーニング
Step1:全体リーディング
【説明を表示】World leaders condemn IS murder of Japanese journalist
While the heinous murder of journalist Kenji Goto by ISIS militants on Sunday drew condemnation from the international community, the Japanese Prime Minister vowed not to give in to terrorism.
Step2:重要単語と語句
condemn(動詞):糾弾する
heinous(形容詞):凶悪な
militant(名詞):戦闘員
vow(動詞):誓う
Step3:ミニ解説
◆ the heinous murder of journalist Kenji Goto by ISIS militants = ISIS戦闘員らによるジャーナリストの後藤健二さんの凶悪な殺害
ここでの「journalist」は形容詞として「Kenji Goto」を修飾しています。全体で固有名詞となるため、定冠詞の「the」は不要です。
ISISはいわゆる「イスラム国」の略称で、欧米の政府やメディアではISILとともによく使われる表現です。「イスラム国」を英訳すると「the Islamic State」となります。
◆ the Japanese Prime Minister vowed not to give in to terrorism = 日本の首相はテロ行為には屈しないと誓った
この英文では安倍総理の名前が出ていないので「the Japanese Prime Minister」定冠詞を付けていますが、「Japanese Prime Minister Shinzo Abe」と名前を入れるときは固有名詞扱いとなり、冠詞が付きません。
「vowed not to give in 」の「not」の位置に注意しましょう。「~しないと誓った」という意味のときは、不定詞「to」の直前に「not」を入れます。
Step4:スラッシュ・リーディング
【説明を表示】World leaders condemn / IS murder / of Japanese journalist
While / the heinous murder / of journalist Kenji Goto / by ISIS militants / on Sunday / drew condemnation / from the international community, / the Japanese Prime Minister / vowed not to give in / to terrorism.
Step5:サイトトランスレーション
【説明を表示】Step6: 反訳トレーニング
【説明を表示】Step7:スピード音読
【説明を表示】World leaders condemn IS murder of Japanese journalist
While the heinous murder of journalist Kenji Goto by ISIS militants on Sunday drew condemnation from the international community, the Japanese Prime Minister vowed not to give in to terrorism.
参考記事:毎日jp
「後藤さん殺害」:日本、引き延ばし限界
イスラム過激派組織「イスラム国」(IS)とみられるグループが日本時間2月1日朝、拘束していた仙台市出身のフリージャーナリスト、後藤健二さん(47)を殺害したとする新たな映像をインターネット上で公開した。
同日午前6時過ぎに首相公邸から官邸に移った安倍晋三首相は、間もなく記者団の前に姿をみせた。
「政府として全力で対応してきたが、まことに痛恨の極みだ。非道、卑劣きわまりないテロ行為に強い怒りを覚える」。
その目はやや赤く、手元の紙に目を落として「ああ」とうめく場面もあった。
編集後記
3回連続で同じネタを取り上げるのは、おそらく当メルマガ史上初めてです。日曜の朝から日本じゅうがこのニュース一色でしたし、結末が衝撃的すぎてどうしても外せませんでした。
ある報道番組では、ジャーナリストとして活躍中の後藤さんのパネル写真数枚がスタジオに飾られていました。
うち1枚のこぼれるような笑顔が特に素敵で、この人が非業の最期を遂げたかと思うとたまらない気持ちになりました。
彼のような戦場ジャーナリストやカメラマンの存在があってこそ、戦地で暮らす人々の窮状が世界に伝わるんですよね。
命を懸けて立派な仕事をされていることに敬意を表しつつも、あまりに危険な地域にはどうか足を踏み入れないでほしい、と願ってしまいます。
オレンジ色のジャンプスーツを着た人質が殺害される映像はもうたくさんです。
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