今週の復習383【Weekly Review 383】

今回は「アウェイで高地のクレーコート」という不利な状況の中、絶対エースの錦織選手はもちろん、ダニエル太郎選手の活躍が決め手となったようです。

ダニエル選手が雨中の最終試合をみごと制して日本の勝利が決まった瞬間、夜中にうれしさのあまり（やったー！やったー！）と年甲斐もなく叫んでしまいました。

最近、日本のスポーツ界ではいわゆる純国産でない選手の活躍がめざましいですが、ダニエル太郎選手もそのひとり。お父さんがアメリカ人でニューヨーク生まれの22歳です。

世界トップクラスの錦織選手が大きな重圧を背負う中、私は二番手としてダニエル選手の躍進に期待しています。

通常、欧米人より劣る身体能力や言葉・文化の壁に悩む日本人が多いのに対し、彼はプロテニス選手としてのスペックがきわだっているからです。

身長が190センチあって手足が長い、10代初めに家族でスペインへ移住してクレーコートに慣れている、英語・スペイン語・日本語を流暢に操ってロシア語も話せる、など。恵まれてますよね・・・。

こういう「生まれ育った環境の強み」を最大限に生かしてほしいのです。

だからといって将来トップ50位に入れる保証はなく、ここまで有利な条件を満たしていないのに異次元へ到達した錦織選手はやっぱり特別なんだな、と再認識するわけですが^^;

マスコミの過大な注目が分散するためにも、若手のダニエル選手と西岡選手にはぜひがんばってもらいたいです。

では、また次回の英語ニュースでお会いしましょう！

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