今週の復習370【Weekly Review 370】

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月曜日、たまたま早朝に起きていたのでテニスのデビスカップ(日本×カナダ)最終日の生中継をネット動画で観戦しました。

第1試合(錦織×ラオニッチ)では本来の勝負強い錦織選手を久々に観られて満足です。アウェーの高速サーフェスで大男のビッグサーバーに打ち勝つとはすごいです。

Cananda v Japan – Rubber 4

例えが適当かどうかはともかく、私はこの二人のライバル対決を見るたびに「弁慶と牛若丸みたいやな~」と考えてしまいます。

先日のアカプルコ決勝では錦織が体調不良だったとはいえ、フェレール相手に凡ミスの連発で自滅するのを観て欲求不満だったので、ようやく溜飲が下がりました。

結局、デ杯のカナダ戦は2勝3敗で日本が敗れたものの、彼をダブルスで投入しなかったのは正解だと思います。

まもなく、四大大会の次に重要なATPマスターズ1000が始まるため、日本のエースをここで酷使してほしくないのです。

それにしても、デ杯は国別対抗戦なので、個人競技のテニスでこの盛り上がり方は独特ですね。

各国の大応援団が観客席で国旗を振って熱狂する姿は、さながらオリンピックかW杯サッカーのようです。

シーズン中に毎年開催されることで「選手たちの負担が大きい」として反対する声も多いいっぽう、デ杯で祖国のために戦うのを心から楽しんでいるトップ選手がいるのも事実。

Great Britain v USA – Rubber 4

イギリスのマレー選手のこの喜びよう・・・。デ杯で1勝したのがよほどうれしいんですね。まるでグランドスラム大会で優勝した瞬間みたいです。

※先日、錦織が世界4位に浮上した際に「主要大会で第4シードを取れる!」とマスコミが大騒ぎしましたが、デ杯の結果しだいでマレーに逆転されることは報道されてなかったような・・・。現在の4位はわずか10ポイント差でマレーです。

デ杯の開催時期をシーズン終了後にする、頻度を4年に1回に減らす、3セットマッチにする、など選手たちの疲労に配慮してくれたらもっと心配なく応援できるんですが。

ちなみに、スイスのトップ選手であるフェデラーとバブリンカは去年の初優勝で燃え尽きたのか、今年は二人ともデ杯を欠場しています。

 

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