日本の店舗がレジ袋の有料化を開始【Stores in Japan start to charge for plastic bags】
反復用:動画で通訳トレーニング
Step1:全体リーディング
【説明を表示】Stores in Japan start to charge for plastic bags
Retail stores in Japan started this month to charge for single-use plastic bags in line with a global trend of reducing plastic waste. The move is aimed at encouraging consumers to bring their own bags.
Step2:重要単語と語句
charge(動)料金を請求する
plastic(形)プラスチック製の
retail(形)小売りの
encourage(動)奨励する、勧める
Step3:ミニ解説
◆ Stores in Japan start to charge for plastic bags 日本の店舗がレジ袋の有料化を開始
英文記事のタイトルでは最近起こった過去の出来事を現在形で表し、冠詞やBe動詞を省略する傾向があります。
通常の英文に直すと以下のようになります。( )が変更・補足した箇所です。
Stores in Japan start(ed) to charge for plastic bags.
「plastic bags」を直訳すると「プラスチックの袋」ですが、一般的に小売店のレジで配布される袋を「レジ袋」を呼んでいるため、ここでは意味をわかりやすくするため意訳しています。
◆ Retail stores in Japan started this month 日本の小売店が今月開始した
7月1日から法律でレジ袋の有料化が義務付けられました。
ただし、「海洋生分解性プラスチックの配合率が100%、バイオマス素材の配合率が25%以上」など一定の条件を満たしたものは無料配布できるようです。
◆ to charge for single-use plastic bags 使い捨てのレジ袋の有料化を
前述の「started」を受けた部分で、「started to charge…(~有料化し始めた)」となります。
「single-use」は「1回した使わない、使い捨ての」という意味の語句で、ここでは形容詞の働きをしています。
◆ in line with a global trend of reducing plastic waste プラスチックごみを削減する世界的な潮流に沿って
「in line with(~に沿って、したがって)」の後に名詞が続きます。
前置詞「of」は同格を表し、前後の語句「a global trend」と「reducing plastic waste」が「=(イコール)」で結ばれます。
「プラスチックごみを削減するという世界的な潮流」という意味になります。
◆ The move is aimed at encouraging consumers to bring their own bags この取り組みは、消費者にマイバッグの持参を奨励することを目的としている
「The move(この取り組み)」とは「レジ袋の有料化」を示しています。
「encouraging A(名詞)to B(動詞の原形)」で「AにBすることを勧める、奨励する」を表します。
ここでは「A= consumers」「B= bring their own bags」ですね。
Step4:スラッシュ・リーディング
【説明を表示】Stores in Japan start to charge for plastic bags
Retail stores in Japan started this month / to charge for single-use plastic bags / in line with a global trend of reducing plastic waste. / The move is aimed at encouraging consumers / to bring their own bags.
Step5:サイトトランスレーション
【説明を表示】Step6: 反訳トレーニング
【説明を表示】Step7:スピード音読
【説明を表示】Stores in Japan start to charge for plastic bags
Retail stores in Japan started this month to charge for single-use plastic bags in line with a global trend of reducing plastic waste. The move is aimed at encouraging consumers to bring their own bags.
参考記事:マイナビニュース
レジ袋有料化、ルールと注意点は?
https://news.mynavi.jp/article/20200706-1112285/
レジ袋が有料化する理由としては、海洋プラスチックゴミ問題、地球温暖化などの解決に向けた第一歩として、プラスチック製買い物袋の有料化を通じて、マイバッグの持参などを促し消費者の意識を高めるものです。
ほぼすべての小売業が対象です。
つまり、スーパー、コンビニエンスストア、デパート、衣料品店、ドラッグストア、100円ショップ、家電量販店、書店、文房具店、ファーストフード店など一般的な買い物でごく当たり前のようにもらっていたレジ袋が対象になります。
編集後記
今までスーパーやコンビニでレジ袋を当たり前のようにもらっていた人にとって、この有料化は少々痛いかもしれませんね。
私は普段、レジ袋を受け取らないようにしていたのでこれまでの生活と変化はありません。
商品を1回包んだだけの袋をゴミ箱に捨てるのはもったいなく、かといって日々貯め込むと意外にかさばるからです。
レジ袋の削減ぐらいでは不十分かもしれませんが、海洋汚染に対する意識を高める意味で重要な第一歩だと思います。
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