日本の住民が「マイナンバー」受け取りへ【Residents in Japan to receive “My Number”】
こんにちは!やさしい英語ニュースのAkiです。
では、本日の英語ニュースです。7ステップの学習メニューを順にこなしていきましょう。
反復用:動画で通訳トレーニング
Step1:全体リーディング
【説明を表示】Residents in Japan to receive “My Number”
Japan’s municipalities began on Friday to send notices showing 12-digit identification numbers to all residents in the nation under a new number system for tax and social security purposes called “My Number”.
Step2:重要単語と語句
municipality(名詞):市町村
notice(名詞):通知
identification(名詞):身分証明書、本人確認
Step3:ミニ解説
◆ send notices showing 12-digit identification numbers to all residents in the nation = 12ケタのID番号を記載した通知を国内の全住民に送付する
「send A to B」=「AをBに送付する」となり、ここでは
A = notices showing 12-digit identification numbers
B = all residents in the nation
を示しています。
「12-digit」は「identification numbers」を修飾する形容詞のため、「digit」の部分は単数で表します。
◆ under a new number system for tax and social security purposes called “My Number” = 「マイナンバー」と呼ばれる、税務と社会保障を目的とした新しい番号制度
初めて登場したシステムなので、「a new number system」と不定冠詞「a」で表しています。
「tax and social security purposes」の部分は「tax」と「social security」が形容詞として「purposes」にかかっています。
受け身の過去分詞「called」の前に関係代名詞節「which is」を補って解釈します。
「マイナンバー」を小文字で単に「my number」と書くと、「your my number(あなたの私の番号)」のような奇妙な英語になるので注意しましょう。
1.クォーテーション・マーク””で囲む:”my number”
2.大文字で表記する:My Number
3.大文字で表記し、””で囲む:”My Number”
上記のいずれかで意味が伝わりますが、固有名詞なので2か3の方法がよいと思います。
Step4:スラッシュ・リーディング
【説明を表示】Residents in Japan / to receive “My Number”
Japan’s municipalities / began on Friday / to send notices / showing / 12-digit identification numbers / to all residents / in the nation / under a new number system / for tax and social security purposes / called “My Number”.
Step5:サイトトランスレーション
【説明を表示】Step6: 反訳トレーニング
【説明を表示】Step7:スピード音読
【説明を表示】Residents in Japan to receive “My Number”
Japan’s municipalities began on Friday to send notices showing 12-digit identification numbers to all residents in the nation under a new number system for tax and social security purposes called “My Number”.
参考記事:読売新聞
マイナンバー通知カード、23日から配達
国内に住むすべての人に12桁の番号を割り振る共通番号(マイナンバー)制度で、番号を知らせる通知カードの配達が23日、一部の自治体で始まる。
大都市などでは郵便局の準備に時間がかかり、全世帯への配達は11月までかかる見通しだ。
各地の郵便局への通知カードの搬入(差し出し)日は、地方公共団体情報システム機構が設けた「個人番号カード総合サイト」に、市区町村別に表示される。
搬入後数日から2週間ぐらいで各世帯に配達される。23日は千葉県習志野市や青森市、石川県珠洲市などで配達が予定されている。
編集後記
先日、役所から不在連絡票が届いていた書留の郵便物は国民健康保険証でした。マイナンバーの配達開始は先週末からだったんですね^^;
制度が始まろうというこの時期に、既に財産を狙った詐欺電話で被害者が出ているようなので注意しましょう。役所からマイナンバーの件で電話がかかってくることはないそうです。
昨晩、NHKで放送された「新・映像の世紀」というドキュメンタリーをごらんになったでしょうか。
20世紀の世界史を資料映像とナレーションで振り返るシリーズで、20年前に反響を呼んだ「映像の世紀」のリメイクなんですね。私は当時、この番組をお正月に実家の家族と観た記憶があります。
戦争や民族紛争の生々しさを淡々と綴る構成とテーマ音楽に感銘を受け、VHSビデオに全編を録画して保存版にしていたほどです。今はもう、そのビデオも再生装置もありませんけど・・・。
「映像の世紀」は1995年3月~96年2月まで毎月第3土曜日に放送されたらしいのですが、私がちょうどスイスにいた時期なので、おそらく、後でアンコールの一挙放送を観たのでしょうね。
リメイク版は今後も毎月1回、日曜午後9時にオンエアされるようです。
新・映像の世紀(全6回) ※30秒版、3分版の予告動画があります。
私が以前に観たオリジナル版は9月にBS1で放送されており(知らずに見逃していた・・・)、11月に再放送があるのでこちらも楽しみです。
映像の世紀(全11回) ※2分間の予告動画があります。
象徴的なテーマ曲「パリは燃えているか」を聴くと、過酷な運命に翻弄される大勢の庶民や兵士の姿が目に浮かんで涙が出てきます。番組の映像・ナレーションにぴったり寄り添った音楽の効果は絶大ですね。
現在の世界情勢は20世紀の歴史と深く結びついていため、時事問題への理解を深める上でも役立つ番組だと思います。
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