日本が韓国を下し、アジア杯決勝へ 【2011年01月26日】
Japan defeats South Korea to reach Asian Cup final
Japan defeated its archrival South Korea 3-0 in a dramatic penalty shootout after a 2-2 draw over an intense 120-minute match on Tuesday evening to reach the Asian Cup final scheduled on Saturday.
重要語句
defeat（動詞）：打ち負かす、破る
final（名詞）：決勝戦
archrival（名詞）：宿敵、最大のライバル
penalty shootout：PK戦
draw（名詞）：引き分け
intense（形容詞）：激しい
ミニ解説
◆ penalty shootout
→ PK戦とは、サッカーで定時の試合終了後、又は延長戦終了後、行うものである。どちらかを必ず勝者にしなければならない場合に行われる。まず、主審がキックを行うゴールを選ぶ。次に、主審がコインをトスし（コイントス）、トスに勝った主将のチームが先に蹴るか後に蹴るかを決める。主審は行われたキックの記録をつける。下記条件に従って、両チームが5本ずつのキックを行う。（Wikipediaより）
◆ to reach the Asian Cup final (which is) scheduled on Saturday.
→ ここでの不定詞「to」は、「この試合の結果、（決勝に進出ことになった」という「結果」の意味を表します。「scheduled」の前に（ ）の関係代名詞節を補い、受け身で「予定されている」と解釈します。
区切り読みしてみよう ← 英文を文頭から理解
Japan defeats
South Korea
to reach
Asian Cup final
-----------------------------------------------------
Japan defeated
its archrival
South Korea
3-0
in a dramatic penalty shootout
after a 2-2 draw
over an intense 120-minute match
on Tuesday evening
to reach
the Asian Cup final
scheduled
on Saturday.
頭ごなし訳で理解しよう ← 和文から英文を再生
日本が制し、
Japan defeats
韓国を、
South Korea
進出を決めた、
to reach
アジア杯決勝へ
Asian Cup final
-----------------------------------------------------
日本が下した、
Japan defeated
宿敵
its archrival
韓国を、
South Korea
3対0で、
3-0
劇的なPK戦において、
in a dramatic penalty shootout
2対2で引き分けた後、
after a 2-2 draw
120分におよぶ熱戦を、
over an intense 120-minute match
火曜日の晩、
on Tuesday evening
その結果、進出を決めた、
to reach
アジア杯決勝への、
the Asian Cup final
予定されている、
scheduled
土曜日に。
on Saturday.
仕上げ読み ← 確認用にどうぞ！
Japan defeats South Korea to reach Asian Cup final
Japan defeated its archrival South Korea 3-0 in a dramatic penalty shootout after a 2-2 draw over an intense 120-minute match on Tuesday evening to reach the Asian Cup final scheduled on Saturday.
ニュースの背景
～時事ドットコム より～
日本、ＰＫ戦で韓国下す＝決勝は豪州と－アジア杯サッカー
サッカーのアジア・カップは２５日、当地で準決勝を行い、２大会ぶり４度目の優勝を目指す日本は、ライバルの韓国をＰＫ戦の末に下した。ウズベキスタンを破ったオーストラリアと２９日の決勝で対戦する。
試合は、韓国が前半２３分に奇誠庸がＰＫを決めて先制。日本は３６分に長友からのパスを前田が決めて同点に追いついた。
後半は双方譲らず、１－１で延長戦に。延長前半７分、日本は岡崎が倒されて得たＰＫを本田がシュート、相手ＧＰがはじいたボールを後方から駆け上がってきた細貝が蹴り込んで２－１とリードした。
そのまま日本が勝ちきるかにみえたが、韓国は延長後半の終了間際に黄載元がゴールを決めて同点とし、ＰＫ戦にもつれ込んだ。
ＰＫ戦ではＧＫ川島が１人目、２人目を止め、３人目は枠を外した。日本は４人目の今野が決めて３－０で制した。
編集後記
夕べのアジア・カップ日韓戦、激戦でしたね！ 最初はPCで仕事をしながら経過を見ていましたが、同点で延長戦に突入したあたりからいてもたってもいられなくなり、しまいにはリビングでテレビにかじりつくことに・・・（笑）。
延長後半の終了間際に追いつかれたときは（え～?!）と愕然。かつてのドーハの悲劇をちらっと思い出しました。最近は韓国に勝った場面を見ていないので、失礼ながら（あ～あ。結局はPKで負けるんかい）とやや気が重かったですが・・・まさかこんな幕切れになるとは！
スーパーセーブを連発したGKの川島選手はあっぱれです。
また、前回のカタール戦もそうだったように、今回の日本チームは相手に先制されても着実に追いつき、逆転する攻撃力が備わっていますね。実にたのもしいです。
決勝の相手はオーストラリア。こちらも日本が苦手としているチームなので、今度こそ勝ってほしいです。
では、また次回の英語ニュースでお会いしましょう。明日は今週の復習シリーズをお届けします。
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