警察が闇バイトに注意喚起【Police Warn Against Shady Part-Time Jobs】
【中級脱出のリスニング特訓!】Topicの背景
首都圏で相次ぐ闇バイト強盗事件を受け、警察庁が注意喚起を強化しています。
「簡単な仕事で高収入」という誘い文句自体が怪しいですが、だまされる若者が多いようです。
罪のない高齢者を理不尽に襲って死傷させる、というのはとんでもない凶悪犯罪です。
実行犯以上に許せないのが、自らは手を汚さずに命令する指南役の連中ですね。
こうした犯罪グループを一刻も早く摘発し、日本から根絶してほしいです。
今回は、このテーマに関する英語ニュースをお届けします。
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Step1:全体リスニング
まずは英語ニュース全体の要点を理解するリスニング訓練です。
次の各質問の答えを探しながら聞きましょう。
Q1 : Who is warning people about shady part-time jobs?(誰が闇バイトの警告をしていますか。)
Q2 : Where are these job offers posted?(これらの求人情報はどこに投稿されますか。)
Q3 : What do recruiters instruct applicants?(指南役は応募者に何を指示しますか。)
▶ 1回目で答えがわからないときは、最大3回まで音声を再生しましょう。
【ナチュラルスピード】
Step2:重要単語と語句
音声を再生し、強勢のある母音(=大きな赤文字)を意識しながら次の手順で練習しましょう。
①「単語の綴りと意味」を見ながら音声をリピートし、意味を確認。
②「単語の綴りと意味」を閉じて音声をリピートし、一時停止して和訳。
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ディクテーションQuizに参加した方、特に満点を逃した方は「不正解になった原因を突き止め、今後、同様の間違いを防ぐ」ために必ず解説をご確認ください。答案分析をせず放置する人は、ディクテーションをする意味がありません。
Step3:リッスン&リピート
1文ずつ区切ったスロー音声を再生し、文字を見ずにリピートしましょう。最大3回まで音声を流してOKです。
できれば、リピートした直後に英文をディクテーション(書き取り)してみましょう。
次に英文を確認し、リピートやディクテーションを間違っていた箇所がないか確認してください。
今度は「母音のストレス・音の連結・止める子音」などの発音ルールに気をつけて音声を再生し、文字を見ながらゆっくり正確に2〜5回リピートしましょう。
その後、文字を見ないで2回正確にリピートできたらOKです。
▶和訳を見る前に、理解度クイズにもぜひ挑戦してください。
なお、英文のスラッシュはStep4の和訳用です。音読のときは、スラッシュで区切らず一文を一気に読み上げてください。
Step4:サイトトランスレーション(スラッシュ和訳)
スラッシュで区切った英文を表示し、区切りごとに日本語に訳します。後ろから返り読みせず、英語の語順のまま読み進めてください。
この訳し方を「サイト・トランスレーション」といいます。英語の語順のまま理解する習慣がつくと、英文を読むスピードが格段に速くなります。
まず自分で訳してから和訳例と比較してみましょう。意味が違っていた箇所は、語彙と文法構造を確認し、間違った原因を明らかにする必要があります。
Step5:反訳トレーニング(和文英訳)
今度は、和訳のみを見ながら元の英文を口頭で再現する「反訳トレーニング」に挑戦しましょう。
その際、英文テキストと全く同じでなくても、意味がほぼ同じで文法的にも正しければOKです。
余力があれば、単語の一部を入れ替える「パラフレーズ」練習もやってみましょう。
1)
2)
3)
4)
5)
Step6:オーバーラッピング&シャドーイング
上記の英文を表示しながらスロースピードの音声を通しで再生し、自分の声をかぶせてオーバーラッピングします。回数の目安は5回です。
余力があれば、次に英文を閉じて音声を再生し、1,2語遅れで追いかけるシャドーイングに挑戦しましょう。こちらも5回を目安にしてください。
【スロースピード】
Step7: 仕上げの全体リスニング
最後に、英文を見ない状態でナチュラル・スピードの英語ニュースを通しでもう一度聞いて仕上げましょう。
途中、聞き取りにくい箇所があったら前のStepに戻って内容を確認してくださいね。
【ナチュラルスピード】
無料企画「穴埋めディクテーション」の正解と解説・成績発表
ここからはメルマガ企画「穴埋めディクテーション」の正解と解説・成績優秀者の発表です。
上記の英語ニュースを公開する前に、メルマガ読者さんを対象に以下の要領で英文のディクテーションQuizを出題しました。
「現在の英語力を語彙力・文法読解・発音力の点から客観的に測定する作業」です。英語ニュースの音声を聞き、各空欄に入る英文を正確に書き取ってください。
空欄に入る箇所は、途中で止めずに一気に聞かないと訓練の効果がありません。また、聞く回数はできれば2回以下、最大5回程度を目安にしてください。
5回聞いてわからない箇所は「今の英語力では正確に聞き取れない箇所」です。そこを自分の弱点だと理解し、解答を見て原因を分析するのが上達の近道です。
▶メルマガ企画「穴埋めディクテーションQuiz」答案と成績発表
メルマガ読者の皆様、答案ご提出とコメントありがとうございました!詳細は上記リンクをクリックするとご覧になれます。
▶満点(リスニング回数「2回以内」の条件付)の割合と各設問の正答率
満点率 | Q1の正答率 | Q2の正答率 | Q3の正答率 |
6% | 45% | 68% | 25% |
※各設問の正解率はリスニング回数を反映しておらず、3回以上聞いた場合も含まれています。
▶最優秀賞(100点):5名
今週のディクテーションQuizも難易度が低めでしたが、満点の人は意外に少なかったです。
形容詞「police(警察)」が集合名詞で複数扱いになること、「work(仕事)」が不可算名詞であること、など語彙や文法の基礎が抜けていると間違えやすいです。
この点を含め、各設問のポイントをまとめましたので詳細は下記をご覧ください。
設問1)( ) part-time jobs tied to recent Tokyo robberies.
(The police are warning against shady) part-time jobs tied to recent Tokyo robberies.
主な不正解事例)
▶「The police」を「Police」と書いてしまった。
⇒ 冠詞がない用法もありますが、ここでは定冠詞が付いています。
なお、「police」は集合名詞なので複数扱いとなり、be動詞は「are」になります。これは、警察組織全体や警察官の集団を指しているためです。
設問2)These job offers are posted on social media, ( ).
These job offers are posted on social media, (promising high pay for simple work).
主な不正解事例)
▶ 「simple work」に不定冠詞を付けて「a simple work」と書いてしまった。
⇒ 「work(仕事)」は不可算名詞なので不定冠詞「a」は付けません。
設問3)However, ( ) such as robberies.
However, (recruiters instruct applicants to commit crimes) such as robberies.
主な不正解事例)
▶ 名詞の複数形「applicants」を単数形で「applicant」と書いてしまった。
⇒ 「applicant」は可算名詞なので、無冠詞で単数形にはなりません。
いかがでしたか。不正解箇所のある人は、間違えた原因をしっかり分析して今後につなげましょう。
次回のディクテーションQuizもふるってご参加ください。
このTopicに関するディスカッション用の質問と解答例
警察が闇バイトに注意喚起:Q&A
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