ナポレオンの暗号文がパリの競売で落札【Napoleon’s coded letter sells at Paris auction】
こんにちは!やさしい英語ニュースのAkiです。
では、本日の英語ニュースです。学習メニューを順にこなしていきましょう。
全体リーディング
【説明を表示】Napoleon’s coded letter sells at Paris auction
A secret code letter written in 1812 by French emperor Napoleon Bonaparte vowing to “blow up Moscow’s Kremlin” sold for 187,500 euros, 10 times the expected price, on Sunday at Paris auction.
重要単語と語句
code(名詞/動詞):暗号/暗号化する
sell(動詞):売れる/売る
emperor(名詞):皇帝
vow(動詞):誓う
ミニ解説
◆ vowing to “blow up Moscow’s Kremlin” → 「モスクワのクレムリンを爆破する」と誓った・・・
分詞構文の現在分詞「vowing」の主語は冒頭の「letter」です。ナポレオンが手紙に書いた言葉をさしています。
◆ sold for 187,500 euros, 10 times the expected price → 予想価格の10倍にあたる18万7500ユーロで売れた
ここでの「sold」は「letter」が主語なので「売れた」と意味に解釈します。
スラッシュ・リーディング
【説明を表示】Napoleon’s coded letter
sells at Paris auction
A secret code letter
written in 1812
by French emperor
Napoleon Bonaparte
vowing to
“blow up Moscow’s Kremlin”
sold for 187,500 euros,
10 times the expected price,
on Sunday
at Paris auction.
反訳トレーニング
【説明を表示】スピード音読
【説明を表示】Napoleon’s coded letter sells at Paris auction
A secret code letter written in 1812 by French emperor Napoleon Bonaparte vowing to “blow up Moscow’s Kremlin” sold for 187,500 euros, 10 times the expected price, on Sunday at Paris auction.
参考記事:時事通信
ナポレオンの暗号文に2000万円=「クレムリン爆破」と予告-仏競売
フランス皇帝ナポレオン(1769~1821年)がロシア遠征時に書いた暗号文の書簡が2日、パリ近郊で競売にかけられ、仏メディアによると、予想を大幅に上回る18万7500ユーロ(約2000万円)で落札された。
書簡はナポレオンがロシア遠征中、マレ外相に宛てて出したもので、1812年10月20日の日付と「Nap」の署名がある。競売商は落札額を1万~1万5000ユーロ(約107万~160万円)と予想していた。
編集後記
ナポレオンの手紙といえば、先日、NHKの英語ニュースで取り上げられていた話を思い出します。
こちらは今回の暗号文とは異なり、英語の先生に宛てて英語で書いたとされるもの。
なんでも彼は英語が苦手だったらしく、1枚の手紙を仕上げるのに2時間もかかったと告白しています。文章には文法的なミスが多く、意味不明の箇所もあったとか。
あの皇帝ナポレオンが英語に苦労していたなんて意外ですが、なんとなく親しみを覚えてしまいました。
それにしても、歴史上の有名人の持ち物にはすごい高値がつくもんですね・・・。
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