能登半島地震が発生【Major Quake Occurs on Sea of Japan Coast】
「2分で読めるやさしい英語ニュース」解説記事
新年おめでとうございます。やさしい英語ニュースのAkiです。本年もよろしくお願い致します。
さて、ご承知のように、今年は元日に能登半島で大地震が発生し、大きな被害が出ていますお住まいの地域やご実家に影響はなかったでしょうか。
私は大阪市内で外出中に室内で大きな揺れを感じましたが、まさかこんな事態になるとは・・・。
被災地の復興が1日も早く進むことを願うばかりです。
今週の「やさしい英語ニュース」でもこのTopicを取り上げました。
【中級脱出のリスニング特訓】能登地震の英語ニュース
英検2級・TOEIC550点以上の中級者がリスニング力を短期間で一気に伸ばすための特訓動画です。
「中級レベル卒業に必要な2種類のリスニング力」を15分の集中トレーニングで一気に習得しましょう!
Step1:穴埋めディクテーション
「現在の英語力を語彙力・文法読解・発音力の点から客観的に測定する作業」です。英語ニュースの音声を聞き、各空欄に入る英文を正確に書き取ってください。
空欄に入る箇所は、途中で止めずに一気に聞かないと訓練の効果がありません。また、聞く回数はできれば2回以下、最大5回程度を目安にしてください。
5回聞いてわからない箇所は「今の英語力では正確に聞き取れない箇所」です。そこを自分の弱点だと理解し、解答を見て原因を分析するのが上達の近道です。
1)( ) on New Year’s Day.
2)The quake’s ( ).
3)( ) five meters.
▶メルマガ企画「穴埋めディクテーションQuiz」答案と成績発表
▶満点(リスニング回数「2回以内」の条件付)の割合と各設問の正答率
満点率 | Q1の正答率 | Q2の正答率 | Q3の正答率 |
5% | 45% | 65% | 43% |
▶最優秀賞(100点):2名【答案提出者の5%が満点】
メルマガ読者の皆様、答案ご提出とコメントありがとうございました!詳細は上記リンクをクリックするとご覧になれます。
今回より、3つの音声ファイルを1文ずつ分割する形式に変更しました。「音声を途中で止めずに最後まで聞いてから書き取る」習慣を付けていただくためです。
音声を細かく区切って聞くと「意味のまとまりごとに記憶する力」が身につかず、本来のリスニング力を測定できません。
また、リスニングは2回以内が望ましいものの、必要に応じて増やしてもOKとしました。この「音声を何回聞いて書いた答案なのか」が重要です。1回と5回ではえらい違いです。
通常、生の英語を聞く現場では「1回聞き返す」ぐらいが限度です。これを踏まえ、「リスニング回数が3回以上」の英文は正解でも減点したため、満点がぐんと減って2名でした。
聞く回数を考慮しなければ「満点の答案」が多数あって申し訳なかったですが、「3回以上聞いた上で正解する」のは「本来のリスニング力ではない」とご理解ください。
今後、常に「英文のチャンク全体を2回以内で聞き取る」緊張感を持つきっかけになれば、と思います。
「聞き取りのポイント」は下記の「Step3:リッスン&リピート」の中の「和訳と解説」▼で解説しています。特に不正解箇所のある人は、間違えた原因をしっかり分析して次回につなげましょう。
Step2:重要単語と語句
音声を再生し、強勢のある母音(=大きな赤文字)を意識しながら次の手順で練習しましょう。
1.「単語の綴りと意味」を見ながら音声をリピートし、意味を確認。
2. 「単語の綴りと意味」を閉じて音声をリピートし、一時停止して意味を和訳。
Step3:リッスン&リピート
1文ずつ区切ったスロー音声を再生し、文字を見ずにリピートした後で和訳しましょう。一度で聞き取れないときは、最大3回まで音声を流し、リピートした後で和訳します。
次に「和訳と解説」を開いて英文と意味を確認し、間違っていた箇所がないか確認してください。発音が苦手な箇所は何度もリピート練習しましょう。
Step4:サイトトランスレーション
スラッシュで区切った英文を日本語に訳します。後ろから返り読みせず、英語の語順のまま読み進めてください。
この訳し方を「サイト・トランスレーション」といいます。英語の語順のまま理解する習慣がつくと、英文を読むスピードが格段に速くなります。
まず自分で訳してから、下の和訳例と比べてみましょう。
Step5: 反訳トレーニング
上の「和訳例」を見て、スラッシュの区切りごとに英訳していく中上級者向けの訓練です。ひと通り英訳したら、上の英文テキストを開いて確認してください。
※「リッスン&リピート」をスラスラできるようになってからやりましょう。
Step6:オーバーラッピング&シャドーイング
音声を聴いて発音と強弱を確認した後、今度は自分の声をかぶせてオーバーラッピングします。
次に、音声を1,2語遅れで追いかけるシャドーイングに挑戦しましょう。最初は文字を見て、次に見ない状態で練習してください。
速度は「ややスロー」を使用し、余裕があれば「ナチュラル」も活用しましょう。
【速度:ややスロー】↑
【速度:ナチュラル】↑
Step7: 高速リスニング
余力があれば、最後にテキストを見ない状態で高速スピードのリスニングで仕上げましょう。速いスピードの海外ニュースに耳を慣らしていく効果があります。
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