【発音ミニ解説動画】第1弾:単語のシラブル

新たな試みとして、「発音ミニ解説動画」と連動した記事をお届けします。

題材とする英語ニュースはこちらです。今年の第1週目に配信した英語ニュースですね。

カルロス・ゴーン被告が日本から逃亡【Carlos Ghosn escapes from Japan】

まず、この英語ニュースの「単語のシラブルと強弱リズム」を次の要領で分析してみましょう。

これは通常のリスニング編と同じ流れです。

詳しい解説ページはこちら >> 単語のシラブル(音節)と強弱リズム


例)discover [diskʌ́vər] ⇒ dis-cover =   (ター)

※辞書の強勢記号(/)を調べると、単語のどの部分を強く読めばいいのか確認できます。

* シラブル数 ⇒ 赤色の母音3つ3拍で発音 = 3シラブル

* 強弱リズム ⇒ タ・ター・タ = 2番目の cov を強く発音 = 「ター」で表示

今回の英語ニュースの単語リストはこちらです。

読み上げ音声を参考にしてひとつずつ音読しながら、「シラブル数」と「強弱リズム」を考えてください。

1)bail  2)await  3)flee  4)reportedly  5)instrument  6)Lebanon

■ヒント:単語の読み上げ音声


一見、簡単そうな単語も意外と間違えますので、慎重に分析してくださね。

答案が完成したら自己採点してみましょう。

単語のシラブル数と強弱リズムの解答

2シラブル以上の単語は音節の切れ目を「·」マークで区切っています

大きな文字:強勢のあるシラブル
赤色:母音を発音する個所

1)bailター (1)

2)a·waitタ・ター (2)

3)fleeター (1)

4)re·port·ed·lyタ・ター・タ・タ (4)

5)in·strment = ター・タ・タ (3)

6)Leb·a·non = ター・タ・タ (3)

・・・いかがでしたか?

「シラブル数」が7問 +「強弱リズム」が6問= 設問数が全部で12個ある と考えて、間違い個数が2個以内なら合格です。


・・・と、通常ならこれで学習が完了するのですが、今回はここからが本題です。

「単語のシラブルと強弱リズム」についての理解がより深まるよう、約5分の「発音ミニ動画解説」を作成いたしました。

日本語にはない「l」や「f」、強勢の弱くなる「t」「シュワー(あいまい母音)」など、文字だけでお伝えするのが難しい「発音のコツ」を動画の中で説明しています。

発音ミニ解説動画:単語のシラブルと強弱リズム


・・・どうだったでしょうか?

「単語のシラブルと強弱リズム」について、前より理解が深まったでしょうか。

「単語の音読」は英文に比べて簡単そうに思えますが、実は注意すべき点がいろいろあるのです。

この単語編の解説だけで5分を費やしたので、消化不良にならないよう、今回は「単語の音読」のみを反復していただく形にしました。

英文全体の通訳式トレーニングについては、次回の動画で改めて解説しますね。

今後はこのような形で、スキマ時間に視聴できる「発音ミニ解説動画」を随時取り入れていきたいと思います。

「通じる発音」と「聞き取れる耳」を同時に手に入れるための通訳式トレーニングに、ミニ動画解説をぜひご活用ください!

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