京急が衝突事故の2日後に復旧【Keikyu resumes services 2 days after crash】
Step1:全体リーディング
【説明を表示】Keikyu resumes services 2 days after crash
The operator of the Keikyu Line resumed services on Saturday two days after a collision in Yokohama, near Tokyo. In the accident, an express train slammed into a truck stranded on a crossing, leaving one person dead and 35 others injured.
Step2:重要単語と語句
resume(動)再開する
crash(名)衝突
collision(名)(乗り物の)衝突
slam(動)激突する
strand(動)立ち往生させる
crossing(名)踏切
Step3:ミニ解説
◆ Keikyu resumes services 2 days after crash 京急が衝突事故の2日後に復旧
英文記事のタイトルでは直近の過去の出来事を現在形で表し、冠詞やBe動詞を省略する傾向があります。
通常の英文に直すと以下のようになります。( )が変更・補足した箇所です。
(The) Keikyu (Line) resume(d) services 2 days after (the) crash.
◆ The operator of the Keikyu Line resumed services on Saturday 京急電鉄が土曜日に運転を再開した
英語の「operator」は日本語の「オペレーター」より意味が広く、ここでは「運営会社、事業主」を指しています。
◆ two days after a collision in Yokohama, near Tokyo 東京近隣の横浜での衝突事故から2日後に
「two days after(2日後に)」の語順は数字が先に来ることに注意しましょう。
「collision」は乗り物どうしの衝突事故を指しています。動詞形は「collide」です。
「Yokohama」の後に「near Tokyo」とあるのは、横浜の地理的な位置を外国人に示すための補足説明です。
◆ slammed into a truck stranded on a crossing 踏切で立ち往生していたトラックに激突した
「truck」の後に「which was(関係代名詞の主格 + be動詞)」を補い、「stranded」を受け身の過去分詞と解釈します。
◆ leaving one person dead and 35 others injured その結果 ひとりが死亡し、また、その他35人が負傷した
分詞構文の現在分詞「leaving」の主語は直前の英文全体「an express train slammed into a truck stranded on a crossing」を指しています。
「A(事故や災害を表す主語)+ leave(動詞)+ 数字(目的語)+ B(補語)」=「A(事故や災害)で~人がB(被害)の状態になる」を表します。
Aには「(the) accident」などの名詞が入り、Bには「dead, killed, injured, missing」などの形容詞が入ります。
例)The earthquake left five people injured. (その地震で5人が負傷した。)
Step4:スラッシュ・リーディング
【説明を表示】Keikyu resumes services 2 days after crash
The operator of the Keikyu Line / resumed services on Saturday / two days after a collision in Yokohama, near Tokyo. / In the accident, / an express train slammed into a truck / stranded on a crossing, / leaving one person dead / and 35 others injured.
Step5:サイトトランスレーション
【説明を表示】Step6: 反訳トレーニング
【説明を表示】Step7:スピード音読
【説明を表示】Keikyu resumes services 2 days after crash
The operator of the Keikyu Line resumed services on Saturday two days after a collision in Yokohama, near Tokyo. In the accident, an express train slammed into a truck stranded on a crossing, leaving one person dead and 35 others injured.
参考記事:朝日新聞デジタル
京急、50時間ぶりに全線再開 8日始発から通常ダイヤ
横浜市神奈川区の京急本線神奈川新町駅近くの踏切で、列車と大型トラックが衝突して36人が死傷した事故で、京急電鉄は7日午後1時15分ごろ、事故から約50時間ぶりに全線で運転を再開した。
8日の始発から通常ダイヤで運行する。京急本線は京急川崎─横浜の上下線で運転を見合わせていた。
京急によると、他区間で運行本数を減らしたこともあり、約63万人に影響が出た。
当面は現場付近の最高速度を上下線とも約60キロに抑える。ダイヤに影響はないという。
編集後記
京急線の脱線事故はトラックの運転手が死亡し、多くの乗客に影響を与えましたが、復旧が非常に迅速だったという記事も出ています。
京急事故、わずか2日後に復旧の離れ業 社風は「トラブル時こそ…」
https://news.livedoor.com/article/detail/17046251/
いっぽうで、鉄道側の対応に問題がなかったか、再発を防ぐための検証も必要ですね。
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