布マスクの配布が東京で開始【Cloth mask handouts start in Tokyo】
反復用:動画で通訳トレーニング
Step1:全体リーディング
【説明を表示】Cloth mask handouts start in Tokyo
The handouts of cloth masks across Japan as part of the government’s efforts to counter the virus pandemic started in Tokyo on Friday. However, the plan has been derided on social media as ineffective and insufficient.
Step2:重要単語と語句
handout(名)配布
pandemic(名)感染病の大流行
deride(動)あざ笑う
ineffective(形)効果のない
insufficient(形)非効率な
Step3:ミニ解説
◆ Cloth mask handouts start in Tokyo 布マスクの配布が東京で開始
英文記事のタイトルでは最近起こった過去の出来事を現在形で表し、冠詞やBe動詞を省略する傾向があります。
通常の英文に直すと以下のようになります。( )が変更・補足した箇所です。
Cloth mask handouts start(ed) in Tokyo.
ここでは「Cloth mask」が形容詞句として名詞「handouts」を修飾しているため、「mask」が無冠詞で単数形になっています。
名詞として使う場合は「masks」と複数形になります。
◆ The handouts of cloth masks across Japan 日本全国への布マスクの配布が
英文記事では「布マスク」を「cloth face masks」と表現することもあります。
「across Japan(日本全国で)」を「throughout Japan」に置き換えてもOKです。
◆ as part of the government’s efforts to counter the virus pandemic ウイルスの感染拡大に対応するための政府の取り組みの一環として
「efforts(取り組み)」を「measures(対策)」に、「counter(対応する)」を「fight(戦う)」などに置き換えることもできます。
「virus(ウイルス)」は「coronavirus(コロナウイルス)」を指しています。
◆ However, the plan has been derided on social media しかしながら、この計画はSNSで冷笑されている
「布マスクを国民に配布する」という案が出てから今まで続いている状況なので、時制が現在完了形になっています。
また、英語では「SNS」よりも「social media」という表現を使うのが一般的です。
Step4:スラッシュ・リーディング
【説明を表示】Cloth mask handouts start in Tokyo
The handouts of cloth masks across Japan / as part of the government’s efforts / to counter the virus pandemic / started in Tokyo on Friday. / However, the plan has been derided on social media / as ineffective and insufficient.
Step5:サイトトランスレーション
【説明を表示】Step6: 反訳トレーニング
【説明を表示】Step7:スピード音読
【説明を表示】Cloth mask handouts start in Tokyo
The handouts of cloth masks across Japan as part of the government’s efforts to counter the virus pandemic started in Tokyo on Friday. However, the plan has been derided on social media as ineffective and insufficient.
参考記事:NHKニュース
布マスク 都内で配達始まる 「来月中に配り終えたい」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200417/k10012392461000.html
新型コロナウイルスの感染拡大の防止につなげるため政府が全国すべての世帯を対象に配布する布マスクの配達が、17日から都内で始まりました。
東京 世田谷区では17日午前、布マスクが入った袋を積んだバイクに乗って配達員が郵便局を出発し、1軒1軒のポストに投かんしていきました。
袋には2枚の布マスクとともに、密集や密接などいわゆる3密を防ぐことなどを呼びかけるお知らせが同封されています。
編集後記
政府が配布する布マスクは安倍総理が提唱したことから、一部で「アベノマスク」と揶揄されているようです。
これは例の「アベノミクス」をもじったもので、なかなか覚えやすくてうまい言い回しですね。
さて、現在、英語道場の受講生の皆さんとの「LINEの英語チャット」が毎日の貴重な情報源になっています。
先日、いつも有益情報を教えてくださる生徒さんがこんな爆笑動画(日本語)を紹介してくれました。
途中、明らかに成人男性向けの歌詞が混じってるのが惜しいですが、マジで笑えます!
【家の過ごし方教えます】アナと雪の女王”Let It Go”の替え歌「家に居ろ」
この男性(財部亮治さん)、芸人さんかと思ったらミュージシャンでした。発声が良いのも納得です。
サビの「Let it go♪」が日本語の「家に居ろ~♪」と「家最高~♪」にみごと変換されています。
英語のシラブルにぴったり合わせて歌うと、日本語の歌詞でも英語っぽく聞こえるんですよね。
英語は「リズム感が命」なので、こういう「歌がうまい人」は発音もすぐ身につきます。
ついでに、同じく「コロナ自粛」をネタにした財部さんの動画をもう1本ご紹介します。
自粛疲れがたまっている方、家でストレス発散したい方はこの歌↓に合わせて運動しましょう!
【代弁します】”自粛して” / ゴールデンボンバー「女々しくて」替え歌
※こちら↓は偶然見つけた替え歌動画ですが、選曲と歌詞が秀逸だったので載せておきます。
緊急事態宣言でいよいよヤバい事になってきた日本国民の歌
個人的にとりわけ心にささったのは、後半のこの歌詞です。
たとえばわずか 1日でも気を 抜いたらヤツら 待ってはくれない
世界の現状を考えながら聴いていたら、なんだか泣けてきました。
というわけで、今回もこのフレーズで締めくくります。
Let’s stay home, be safe and save lives!
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