敦賀原発下の断層が活断層の可能性【Fault under Tsuruga plant likely active】
こんにちは!やさしい英語ニュースのAkiです。
では、本日の英語ニュースです。学習メニューを順にこなしていきましょう。
全体リーディング
【説明を表示】Fault under Tsuruga plant likely active
A team of seismologists concluded on Monday that a fault under the Tsuruga nuclear power plant is likely to be active, which would make the resumption of its reactors difficult.
重要単語と語句
fault(名詞):断層
seismologist(名詞):地震学者
conclude(動詞):結論付ける
resumption(名詞):再開
reactor(名詞):原子炉
ミニ解説
◆ a fault under the Tsuruga nuclear power plant is likely to be active → 敦賀原発の下にある断層は活断層の可能性が高い
「be likely to」は「be expected to」に比べて見込みの高い予想を表す表現です。
既に発言された内容なので、直前の動詞「concluded」は過去形ですが、断層がある事実は現在も変わらないため、「is likely to」と現在形で表現しています。
◆ which would make the resumption of its reactors difficult → そのことがその原子炉の再稼働を困難にすると思われる
関係代名詞の主格「which」は前の英文全体をさしています。
スラッシュ・リーディング
【説明を表示】Fault under Tsuruga plant
likely active
A team of seismologists
concluded on Monday
that a fault
under the Tsuruga nuclear power plant
is likely to be active,
which would make
the resumption
of its reactors
difficult.
反訳トレーニング
【説明を表示】スピード音読
【説明を表示】Fault under Tsuruga plant likely active
A team of seismologists concluded on Monday that a fault under the Tsuruga nuclear power plant is likely to be active, which would make the resumption of its reactors difficult.
参考記事:毎日jp
敦賀原発:2号機の廃炉不可避 直下「活断層の可能性」
日本原子力発電敦賀原発(福井県)の敷地内の断層(破砕帯)が活断層かどうかを検討する原子力規制委員会の調査団は10日、評価会合を開き、同原発2号機の原子炉建屋直下を通る破砕帯について「活断層の可能性が高い」と結論付けた。
これを受け、規制委の田中俊一委員長は「今のままでは再稼働に向けた安全審査はとてもできない」と述べ、再稼働は極めて困難になった。
原電が今後、活断層ではない明確な根拠を示せなければ同原発2号機は廃炉を迫られる可能性が高まった。
編集後記
原発の真下に活断層がある、というのはどう考えても危険な状況ですね。該当する原子炉が廃炉になるのはやむをえないと思います。
そもそも立地に問題があったのではないか、という疑問について、報道番組で識者が以下のように答えていました。
「狭い日本列島に原発を建てる際、その場所が適しているかどうかより、とにかく受け入れてくれる場所を優先したのではないか」
確かに、今回の成り行きからはそのように疑ってしまいますね。全国の他の原発についても心配になってきました。
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