日本の歴史的勝利でラグビーW杯に驚愕【Japan’s historic victory stuns Rugby World Cup】
こんにちは!やさしい英語ニュースのAkiです。
では、本日の英語ニュースです。7ステップの学習メニューを順にこなしていきましょう。
反復用:動画で通訳トレーニング
Step1:全体リーディング
【説明を表示】Japan’s historic victory stuns Rugby World Cup
Japan scored a last minute try to seal a come-from-behind victory over mighty South Africa on Saturday, pulling off the biggest upset in Rugby World Cup history.
Step2:重要単語と語句
seal(動詞):確定させる、決定づける
mighty(形容詞):強力な
pull off:うまくやり通す、成功させる
upset(名詞):波乱、番狂わせ
Step3:ミニ解説
◆ Japan scored a last minute try to seal a come-from-behind victory = 日本は土壇場でトライを決め、逆転勝利をおさめた
「last minute(土壇場の)」は形容詞句として名詞「try」を修飾しています。
ここでの不定詞「to」の意味は「~するために」という「目的」ではなく、「結果」を表します。「トライを決めた結果、勝利した」ということですね。
「come-from-behind(逆転の)」も全体で形容詞句となり、「victory」を修飾します。「後ろから来て追い越す=逆転する」というイメージの表現です。
◆ pulling off the biggest upset in Rugby World Cup history = ラグビーW杯の歴史上、最大の番狂わせを演じて
分詞構文の現在分詞「pulling off」の主語は前の英文全体(日本が勝利したこと)をさしています。スポーツの試合や選挙では「波乱、番狂わせ」を意味する名詞「upset」がよく使われます。
「うろたえて、動揺して」を表す形容詞と合わせて覚えておきましょう。
例)She was upset about the incident. 彼女はその出来事で気分を害していた。
Step4:スラッシュ・リーディング
【説明を表示】Japan’s historic victory / stuns Rugby World Cup
Japan scored / a last minute try / to seal / a come-from-behind victory / over mighty South Africa / on Saturday, / pulling off / the biggest upset / in Rugby World Cup history.
Step5:サイトトランスレーション
【説明を表示】Step6: 反訳トレーニング
【説明を表示】Step7:スピード音読
【説明を表示】Japan’s historic victory stuns Rugby World Cup
Japan scored a last minute try to seal a come-from-behind victory over mighty South Africa on Saturday, pulling off the biggest upset in Rugby World Cup history.
参考記事:YOMIURI ONLINE
日本、強豪・南アに競り勝つ…ラグビーW杯
ラグビーの第8回ワールドカップ(W杯)イングランド大会で19日、日本代表は、過去2度の優勝経験を持つ世界ランキング3位の南アフリカに34─32で逆転勝ちし、グループリーグB組初戦を白星で飾った。
同13位で8大会連続出場の日本がW杯で勝利したのは1991年大会最終戦のジンバブエ戦以来で、通算2勝2分け21敗となった。
日本は主将のリーチマイケル(東芝)がトライを挙げるなど前半を10─12で折り返し、後半も五郎丸歩(ヤマハ発動機)のペナルティーゴールなどで何度も同点とする接戦の展開に持ち込んだ。
最後は3点を追う後半ロスタイム、連続攻撃からカーン・ヘスケス(サニックス)がトライを挙げて逆転した。
選手同士の衝突が連続するラグビーは体格差が実力に反映されるため、番狂わせが少ないとされる。ロイター通信は「衝撃的な勝利をW杯の歴史に記した」と伝えた。
編集後記
日曜の午後1時半、読売テレビの「そこまで言って委員会」を観ようとチャンネルを合わせたら、時間が変更されていたのか、ラグビーの「日本×南アフリカ戦」を放送していました。
私はラグビーの知識がほとんどなく、イングランドでW杯開催中ということすら知らなかったのですが、リビングを掃除しながらなんとなく観ているうちに状況が明らかに・・・。
実況アナや解説者の興奮ぶりから、日本が優勝候補を相手に大健闘しており、スタジアムが異様な雰囲気に包まれている、ということが伝わってきたのです。
観客席には大勢の日本人応援団の中、年配の男性が目に涙を浮かべながら見守る姿もありました。
一進一退で白熱する展開に私もしだいに引き込まれ、日本が土壇場で逆転勝利した最後の瞬間、胸がいっぱいになって泣いてしまいました。
まさかラグビーの試合に心を奪われるとは! しかも、私がテレビ観戦したのは生放送ではなく、録画中継だったことを後で知りました。
たまたまチャンネルを合わせなければ絶対観ていなかったはずなので、擬似ライブ観戦で歴史的な勝利を味わえたことに感謝の気持ちです。
2019年には日本でラグビーW杯が開催されるため、よいタイミングで注目度が上がりましたね。
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