不適切にもほどがある!昭和の常識は令和の非常識?!【Common Sense in Showa, Nonsense in Reiwa?!】
【中級脱出のリスニング特訓!】Topicの背景
目下、TBS金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」がSNS上で大きな話題になってますね!
昭和の体育教師の男性が現代にタイムスリップして「不適切」発言で周囲をかき回す、というもの。
昭和・平成・令和と時代が進み、世の中の常識も大きく変わっているのを実感します。
個人的には、バブル絶頂期の象徴として真っ先に思い浮かぶのが「牛若丸三郎太」なんですが。
なんと、大ヒットしたこのCMソングは平成元年に始まったらしいです。勝手に昭和のイメージを持ってました。
今の感覚でいうと、「24時間戦えますか」なんて完全ブラックでアウトですな。
とはいえ、日本が元気だった(そして自分も若かった!)この時代が少しなつかしい気もします。
バブルがはじけていく世相に合わせて、CMの曲調とコンセプトが激変する様子がせつないです。
というわけで、今週の課題Topicは題して「昭和の常識は令和の非常識」。
体罰・喫煙習慣・一気飲みなど、時代と共に変化した事象を取り上げます。
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Step1:全体リスニング
まずは英語ニュース全体の要点を理解するリスニング訓練です。
この中で「昭和と令和の違い」として取り上げた6項目の具体例のうち、4つ以上を列挙してみましょう。答えは日本語でもOKです。
▶ 1回目で答えがわからないときは、最大3回まで音声を再生してOKです。
【ナチュラルスピード】
Step2:重要単語と語句
音声を再生し、強勢のある母音(=大きな赤文字)を意識しながら次の手順で練習しましょう。
①「単語の綴りと意味」を見ながら音声をリピートし、意味を確認。
②「単語の綴りと意味」を閉じて音声をリピートし、一時停止して和訳。
Step3:リッスン&リピート
1文ずつ区切ったスロー音声を再生し、文字を見ずにリピートした後で和訳しましょう。一度で聞き取れないときは、最大3回まで音声を流し、リピートした後で和訳します。
次に「和訳と解説」を開いて英文と意味を確認し、間違っていた箇所がないか確認してください。発音が苦手な箇所は何度もリピート練習しましょう。
Step4:スラッシュ和訳
スラッシュで区切った英文を表示したら、区切りごとに日本語に訳します。後ろから返り読みせず、英語の語順のまま読み進めてください。
この訳し方を「サイト・トランスレーション」といいます。英語の語順のまま理解する習慣がつくと、英文を読むスピードが格段に速くなります。
まず自分で訳してから、和訳例と比べてみましょう。
1)
▶パターン・プラクティス:音声をもう一度再生し、一部を「not unusual」に置き換えて音読しよう。
※英文テキストを閉じて練習するほうが難易度が上がり、スピーキング力がつきます。難しい場合は英文を見てもOKです。
2)
▶パターン・プラクティス:音声をもう一度再生し、一部を「common back then」に置き換えて音読しよう。
※英文テキストを閉じて練習するほうが難易度が上がり、スピーキング力がつきます。難しい場合は英文を見てもOKです。
3)
▶パターン・プラクティス:音声をもう一度再生し、一部を「used to be the norm」に置き換えて音読しよう。
4)
▶パターン・プラクティス:音声を再生し、一部を「now awareness is much higher」に置き換えて音読しよう。
▶パターン・プラクティス:音声を再生し、一部を「people care about work-life balance」に置き換えて音読しよう。
6)
▶パターン・プラクティス:音声を再生し、一部を「now it’s unacceptable」に置き換えて音読しよう。
ここからはメルマガ企画「穴埋めディクテーション」の正解と解説・成績優秀者の発表です。
無料企画「穴埋めディクテーション」の正解と解説・成績発表
上記の英語ニュースを公開する前に、メルマガ読者さんを対象に以下の要領で英文のディクテーションQuizを出題しました。
「現在の英語力を語彙力・文法読解・発音力の点から客観的に測定する作業」です。英語ニュースの音声を聞き、各空欄に入る英文を正確に書き取ってください。
空欄に入る箇所は、途中で止めずに一気に聞かないと訓練の効果がありません。また、聞く回数はできれば2回以下、最大5回程度を目安にしてください。
5回聞いてわからない箇所は「今の英語力では正確に聞き取れない箇所」です。そこを自分の弱点だと理解し、解答を見て原因を分析するのが上達の近道です。
▶メルマガ企画「穴埋めディクテーションQuiz」答案と成績発表
メルマガ読者の皆様、答案ご提出とコメントありがとうございました!詳細は上記リンクをクリックするとご覧になれます。
▶満点(リスニング回数「2回以内」の条件付)の割合と各設問の正答率
満点率 | Q1の正答率 | Q2の正答率 | Q3の正答率 |
12% | 35% | 22% | 39% |
▶最優秀賞(100点):4名【答案提出者の12%が満点】
今回は意外と聞き取りにくい音声が多く、正答率が通常より低かったです。
特に「binge drinking(過度な飲酒・一気飲み)」「back then(その当時)」など、「ネイティブがよく使う表現」を知っているかどうかで点数に差がつきました。
下記に間違えやすいポイントと「binge」の使い方例を解説しましたので、答案分析にぜひご活用ください。
設問1)Smoking ( ) before.
設問2)( ) was once routine.
設問3)Verbal abuse by bosses ( ).
いかがでしたか。不正解箇所のある人は、間違えた原因をしっかり分析して今後につなげましょう。次回のディクテーションQuizもふるってご参加ください。
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