TED Ideas worth spreading

※今週は2018年7月にメルマガで配信した学習コラムをご紹介します。

今回はスピーチフォーラムの動画サイト「TED.com」を取り上げます。

>> TED Ideas worth spreading

TEDが日本で一躍有名になったのは、Eテレで放送していた番組「スーパープレゼンテーション」の功績でしょう。

2018年年3月で終了してしまったのが残念です。

番組サイトより引用

科学技術・アート・エンターテインメントなどさまざまな分野で世界の最先端を走る人々が集まりプレゼンテーションを披露するイベント・TEDカンファレンス。

スーパープレゼンテーションでは、過去に行われた2000を超えるプレゼンテーションの中から、毎週1~2本を厳選。

プレゼンテーションの背景説明や登壇者のプロフィール、トピックスの独自取材などを交えお届けする。

TEDは、価値のあるアイデアを世に広めることを目的とするアメリカの非営利団体。

1984年の設立当初は、“Technology”、“Entertainment”、 “Design” の3つの分野からスピーカーを集めて会議を行っていた。

その後、あらゆる分野における最先端の人々が集まる場へと発展。

TEDトークと呼ばれるプレゼンテーションの動画をインターネット上で無料配信して注目を集めている。

ナビゲーターの伊藤穰一さんが落ち着いたトーンで話す「完璧なアメリカ英語」にいつも聞き惚れていました。

とはいえ、番組が終わってもTEDのサイトは今まで通り閲覧できるので安心です。

TEDのスマホアプリも出ているようなので、スキマ時間に活用できそうですね。

また、TEDのサイト自体にも日本語字幕やスクリプトを表示する機能があります。

私が気に入っている短いプレゼンを例にみてみましょう。

>> Try something new for 30 days【マット・カッツの30日チャレンジ】

字幕なしの動画(3分18秒)

日本語字幕ありの動画

>> 英語のスクリプトありの動画はこちら。

プレゼンの動画は多岐にわたっており、その長さや分野もさまざまです。

話す人の英語の発音やアクセント、スピードにもかなりの個人差があります。

ひとついえるのは、「世界中で話されている生の英語に触れる」という意味で、中上級レベルの英語学習者には格好のリスニング教材になる、ということです。

膨大な数の動画の中から、興味のある題材を自由に選べるのが便利ですね。

TEDのプレゼンを8割以上聴き取れたら、TOEICのリスニングでも高得点が出せるはずです。

逆に、初心者のリスニング訓練には全くお勧めできません。

TOEIC400点未満の人がTIMEに挑戦して玉砕するのと同じで、無謀すぎます。

リーディングもリスニングも、現在の自分のレベルにあった教材から始めるべきです。

ただし、TEDの日本語字幕を参考に、こんな内容のことを話しているんだなあ、と気軽に楽しむのはありだと思います。

以上、ご参考になりましたら幸いです。

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