【Topic34】6:通訳式トレーニング
過去に当メルマガで配信した英語ニュースの音声でリスニング力を鍛えましょう!
今回は、これまでの発音分析と音読練習の復習を兼ねて、課題Topicの「通訳式トレーニング」を取り上げます。
【注意点】このコンテンツは、2016年6月27日に配信した英語ニュースに音声を付けたものです。
当時の時事情勢が現在とは異なる場合がありますので、ご了承ください。
反復用:動画で通訳トレーニング
【Day6:通訳式トレーニング】
【この教材を初めて使用するときにクリック】Step1:ディクテーション
【説明を表示】※語句のヒント: なし
Step2:重要単語と語句
【説明を表示】referendum(名詞):国民投票
Briton(名詞):イギリス人
petition(名詞):請願
ミニ解説
【説明を表示】◆ Over 3 million Britons have signed a petition for a second referendum
= 三百万人を超えるイギリス人が2度目の国民投票を求める請願に署名した
冒頭の「Over」を「More than」に置き換えてもOKです。いずれも後に続く数字を「超えている」を意味しています。「~以上」と訳すとその数字を含んでしまうため、正確ではありません。
再投票を求める動きは現在まで続いているため、時制が「have signed」と現在完了形になっています。
◆ , which sent shock waves across the world.
= そのことは世界中に衝撃を与えた
「, which」の先行詞は直前の「after a majority of people voted to leave the European Union on Thursday」、すなわち、過半数のイギリス人が国民投票でEU離脱に投票したことを表しています。
「A send shock waves across the world」=「Aが世界中に衝撃を与える」という表現は予想外のニュースでよく使われます。前置詞「across」を「throughout」に置き換えることもあります。
◆【関連キーワードの補足説明】「Brexit」とは:「イギリスのEU離脱」を表す造語です。「Britain(英国)」と「exit(出る、出口)」を合わせた単語で、「ブレキズィット」と発音するようです。
先週の投票日(日本時間の金曜日)、テレビのCNNチャンネルでニュース速報の見出しにこの単語が使われていました。最初は意味がわからず、イギリスのどこかの地名かと思いましたが・・・。
この他、EU離脱に票を投じたことに後悔(regret)している一部の有権者が、ツイッター上で「Regrexit」という造語を使い始めています。
Step3:スラッシュ・リピーティング
【説明を表示】Step4:サイトトランスレーション
【説明を表示】Step5: 反訳トレーニング
【説明を表示】Step6:オーバーラッピング&シャドーイング
【説明を表示】【速度:ややスロー】↑
【速度:ナチュラル】↑
Step7: 高速リスニング
【説明を表示】以上、6回にわたって英語ニュースのリスニング編をお届けしました。
最後まで取り組んでいただき、ありがとうございました。
「英語は科学であり、音楽である」というのが私の考えです。
“通じる英語発音と聴き取れる耳”・・・この2つをまとめて手に入れるために、今後もリスニング課題を一緒に続けていきましょう!
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